バスを降りなければ・・・
ある家族が妻の実家に遊びに行くために田舎までのバスに乗っていた。
山のふもとあたりまできたときに、子供が「おなかへった」とだだをこね始めたので、
しょうがなく途中のバス停で降りて近くの定食屋で食事をすることにした。
食事が終わり定食屋に設置されているテレビをふと見ると、
さっきまで家族が乗っていたバスが落石事故で乗員全員死亡というニュースが流れていた。
そのニュースを見た妻は、「あのバスを降りなければよかった…」と呟いた。
それを聞いた夫は、「何を馬鹿なことを言っているんだ!」と怒鳴ったが、
すぐに「あぁ、なるほど。確かに降りなければよかった…」と妻の意図に気づく。
意味はわかりましたか?
下記で解説をチェック!
意味がわかると怖い話 解説
解説
一見妻も落石事故に巻きこまれて死にたかったのかな?と夫のように勘違いしてしまいますが、もう少し妻は思慮深かったんですね。
つまり、
子供の「おなかへった」というだだに付き合ったために家族がバスを降りた。 そのことでバス停でバスが止まり、運行にズレが生じたところに運悪く落石事故に巻き込まれてしまった。
と考えることもできるのです。
ほんの数分だったかもしれないけれど、その遅れがなければ落石する前にその箇所を通り過ぎることができたかもしれないし、そうなると乗客全員も死なないで済んだわけですよね。 でも、万が一他の理由で遅れてしまった場合、落石事故に巻きこまれてしまうわけなので。。。。
夫のほうが正しいかもしれないですね・・・
うーん・・・ どちらが正解なんでしょう。
あなただったらどうしますか?