意味が分かると怖い話

コピペにコピペを重ねてネットに拡散された「意味がわかると怖い話」シリーズを集めています。

2015-01-01から1年間の記事一覧

本格的な温泉

今日風呂に入ろうとしたら本格的な温泉ぽい香りがしたので、 母に「入浴剤替えたの?」 と尋ねると、 「そ、そうなのよ、今日特売で安かったから」 というなんだかぎこちない返事が返ってきた。 しかしいざ入浴してみるとこれがなんとも気持ちがいい。 体の…

一家惨殺事件

ある地区で一家惨殺事件が起こった その家に住む両親とその息子が殺害されたようだ 妹(9)はちょうど出かけていてその悪の毒牙からは逃れれたらしい 警察が遺体を調べると父親がダイイングメッセージを残している。 「3」と「564」警察は首を捻った そしてそ…

宝石

ある所に、Aさんという女性がおりました。 Aさんはある日、鬱蒼とした森で、綺麗な宝石が売られていたのでつい、買ってしまいました。 ところが、その日からAさんは、具合が悪くなってしまいました。 何かがおかしいと感じたAさんは、その道に詳しいベテ…

母からのメール

母からメールが来た。 「37、2で68おわった7ら、5までも22合わせあわせに」 ??どういう意味だろう。送信先を見ると家族一斉送信になっている。 そして気付いた時には何もかも手遅れだった。 なんで気付けなかったんだろう…

思春期

父と母が別居したのは、私が中学に入る頃。 別居した父は、隣町にある小さめのマンションを借りて一人暮らしを始めた。 別居の理由はわからない。 父のマンションは中学から歩いて行ける距離だったので、私は週に一度、たいていは金曜日に学校帰りの訪れて、…

追いかけてきた男

深夜にコンビニに行く途中で男に追いかけられた 男は「傷…傷…」っていいながら追いかけてきた 必死に逃げる俺に男は「痛…痛…」っていいながら追いかけてきた さらに必死に逃げる俺に男は「ラシ…ラシ…」っていいながら追いかけてきた 大きな交差点まで来たと…

二十歳の誕生日

俺の二十歳の誕生日に、彼女がお祝いをしたいというので待ち合わせ場所に行った。 なぜかいつもと違う、静かな山道の入口付近が待ち合わせ場所だった。 確か、心霊スポットとしても有名な山道だったように思う。 車を止め、彼女の到着を待っていると知らない…

同棲

お隣さんは同棲しているらしい。 彼氏と彼女、別々に良く見掛けるけど一緒に居る所はまだ見た事ない。 今朝荷物を運び出す彼女さんを見掛けて話し掛けたら、 押入れの天袋が開かなかったり物が無くなったり気持ち悪いから引越すそうだ。 「もう独り暮しは止…

同棲していた男

昔物凄く年上の男と同棲して3ヵ月後。 その男が逮捕され私も警察に呼ばれ事情を聞かれた。 警察では好きなものを取っていいよとそばやのメニューを見せられ 天ぷらうどんをご馳走してもらった。 冷たいものを飲みたいと言ったら水が出てくると思ったがカン…

ストーカーからの手紙

1週間ほど前から、どうやらストーカーに遭っているらしい。 仕事から帰ると、部屋の郵便受けに毎日手紙が入っている。 手紙と言っても小さな紙切れで、いつも一言だけしか書いていない。 最初に見たのは「おかえり。」だった。 2日目には「喋りたいな。」っ…

都市伝説

「すいません、○○温泉まで」 「…お客さん、そこ数年前から営業してませんが…」 「いいんです、お願いします」 Aはそう言ってタクシーに乗り込んだ。 そして道中、運転手にその場所に向かう理由を話すことにした。 「ここ最近あの廃墟となった温泉地に関する…

電話での会話

「よう!久しぶり!」 「久しぶり…ゴホ!ゴホっ!」 「どうした?風邪か?」 「ああ悪性のインフルらしい。今、家で寝てるとこ」 「インフルかよ。物騒だな。気をつけろよ」 「本当最近物騒だよ。近所では通り魔事件が多発してるらしいし」 「何だそれ」 「…

最高の能力

ある日T氏は、神様から念じることによって、念じたことが実現する能力を得た。 T氏のあまりにも平凡な人生に神様が恵んだ最高の能力であった。 夢を見てこの事を知ったT氏であるが、 当然ながらT氏は信じなかった。 「こんな能力を、俺になんか神様がく…

停電と女

風呂上がり、わたしはくつろぎながら髪を乾かそうと思い ドライヤーを部屋に持って行き、ソファーに座り、テレビをつけた。 すると怖い番組でもやっていたのか、血だらけの女の人が映った。 その瞬間、部屋は真っ暗になり停電になった。 私はテレビの光をた…

交通事故

今朝、バイト行く途中で交通事故の現場にでくわしてしまった。 ついさっき起こったばかりみたいで、壁にめり込んだ車から煙が上がってる。 車は酷い状態で、こりゃ乗ってた人ヤバいなと思ってたら声がすんの。 よく見たら窓があっただろうひしゃげた部分から…

年上の女

ある年上の女と知り合った。 40になったばかりというが20代後半にみえるくらい若々しく、美人で妖艶でいい女だった。 何度か会う内に俺の部屋に来る事になった。 部屋で映画見てたら、彼女が「トイレ借りていい?」と言った。 トイレに行った彼女が悲鳴をあ…

濃厚ピーチ

ある日街をあるいてたら変な自販機をみつけたの。 普通の自販機の1.5倍くらいあるくせに、売ってるジュースは二つ。 ジュース名は『濃厚ピーチ』と『ほんわかグレープ』。 100円で安かったし、ちょうど喉も乾いてたからそのジュースを買うことにした。桃がす…

廃トンネル

今考えると不思議な話。 どう書いていいか説明が難しいが聞いてくれ。 わたしの地元の心霊スポットに廃トンネルがある。 二年前に当時の彼女とそのトンネルに肝試しにいった時。 ガソリンの匂いがする!と彼女がとつぜん叫んだ。 さあ?気のせいじゃね?と私…

白いワンピースの女

「日本人は女の霊を怖がるから和製ホラーの主役は女の霊が多いんだ」 とネットで読んだウンチクを話した。 姉貴はあんまり興味無さそうに「ふーん」と言った。 数日後、俺が学校から帰ってくると居間の窓から白いワンピースを着た女の姿が見えた。 顔は判別…

斑点

俺がまだ中学生だった時、体がいつも痣だらけだから『斑点』ってあだ名で呼ばれてる女の子がいた。 『斑点』のお父さんが普段から暴力的らしく、クラスメイトがよく『斑点』と彼女のお母さんが二人で泣いているのを見かけていたらしい。 数年経って『斑点』…

彼女

俺はどうしようもなく彼女にひかれていた…繰り返し…思いだす、彼女との思い出。 初めて告白した時のはにかんだ笑顔、夜景を見に行って指輪を渡した時は、涙を流して、喜んだっけ。 7年間の思い出が頭を駆け巡る。 だけど俺は彼女を裏切ってしまった。野心に…

病院

友人と2人で病院に行った。 有名な所なので、待合室は混み合っている。 「あーあ、こんなに人が多いなら、来なけりゃ良かったな。」友人がため息をつく。 いよいよ診察室に入ろうとした時、待合室にいた友人が突然笑い出した。 焦る俺、「おい、こんな場所…

不思議な箱

俺は、人の余命が少し分かるという、不思議な箱を持っている。 と言っても、そんなにすごいものではない。 路地で怪しい商品を販売している男から、面白半分で買ったものだ。 見た目は小さな木箱で、蓋を開けるとデジタル時計のセグが2ケタだけ書かれている…

元彼

元彼はとにかく束縛がひどかった。 あたしが友達に送るメールの内容とかも、逐一確認してきた。 それが原因で別れて、今は違う人と付き合ってる。 でも、いまだに元彼が家の前に待ち伏せてたり、あたしの後を付けてきたりする。 今もその元彼があたしの家の…

潔癖症

潔癖症の男がいた。 ある日男は椅子の上に立ち、上から部屋を見渡していた。 普段見えない場所にかなり埃がが溜まっていた。 冷蔵庫の上 蛍光灯の傘の上 「今は掃除しなくていいか」 そう言って男は椅子から降りた。

靴屋さんに手紙

ある日の夕暮れ、一人の少女が通りを歩いていると、杖をついた盲目の男が声をかけてきた。 「この手紙を靴屋さんに届けてくれませんか?」 少女は困っている人を助けたいという思いから快く引き受けた。 男との別れ際、何気なく振り返ってみると、盲目のはず…

金持ちの庭

ある金持ちの男が散歩をしていると道端で雑草を食べている小汚い男に出くわした。 「なぜ君は草なんか食べてるんだ?」 「貧しくて食料を買う金がないんです。」 「それは可哀想に。今からうちに来なさい。ご馳走するよ。」 「ありがとうございます。家で腹を空かし…

救いの薬草

母親と二人暮らしの少年がいました。 ある日母親が病気で倒れてしまいました。 少年は一生懸命看病しました。 医者はもって1年だろうと言いました。 少年は母親を助けたくて色々な人に話を訊きました。 とある旅人が教えてくれました。 北の山にどんな病気…

妊娠

ふと切ない気持ちになり、台所に向かった。 台所で、妻が食事の支度をしている。 ご飯はもう少し待って、という妻に、おなかに触っていいか、と尋ねた。 痩せて華奢な妻の体は、腹部だけが異様に張り出している。 この中に、わたしたちの子がいるのだ。 後ろ…

肉を全て

「ここにある肉を全て食べないと罰として貴方を殺します」 密室の中に響く無機質な声。 何を馬鹿なと言いたいが相手が真剣な事は周りの死体が物語っている。 俺は巨大な皿に山盛りの肉を見て思う。 残念だが俺は大食いに自信がある! 皿を空にし声高に宣言す…