足はいらんかね
ある日の放課後、
下校途中の男の子が奇妙な老婆が話しかけられた。
「足はいらんかねー、足はいらんかねー」
男の子は無視して通り過ぎようとするが、
老婆は思ったよりもしつこく
「足はいらんか〜足はいらんか〜」
と繰り返し問いかけてくる。
「足なんて、いりませんよ!」
男の子はうっとうしそうに語尾を荒げて断った。
「ぎゃー!」
夕方の街角に絶叫がこだました。
その声を聞いて、駆けつけた人々は息を呑んだ。
そこには、足をもがれた男の子がうずくまっていた。
意味はわかりましたか?
下記で解説をチェック!
意味がわかると怖い話 解説解説
「足はいらんかねー」と聞かれること自体ありえないとは思うんだけど、「足なんて、いりませんよ!」という言葉が「自分に今ついている足も要らない」ということになってしまったんですね。
まぁ初級ということで。