意味が分かると怖い話

コピペにコピペを重ねてネットに拡散された「意味がわかると怖い話」シリーズを集めています。

「百年法」読んでみた

そういえば更新を忘れていた・・・

とある人から借りた本があったんだった。

百年法

百年法 上

百年法 上

すっごく長かった・・・。
なんで貸してくれたのか、読み終わった後も結局よくわかってないんだけど、でも、まぁ、あれだね。読んでみて面白かったということは言える。

2013年の本屋大賞第9位だったり、V6の岡田准一さんが嵐の櫻井翔さんに紹介をしたことで話題になったりしてたんですね。
まったく知らなかったわ。

さて、私の感想なのですが、私は攻殻機動隊とか、ああいう荒唐無稽ではないほんとに来そうな未来が表現されている世界観は好きなので、そういったところには結構はまりました。

「百年法」という法律もだけれど、グリップやらアイズやらカップなど、いかにも本当に未来にありそうな機器がありそうな名前で登場してきていたり、太平洋戦争の終盤で現実とは少し変わった歴史を経た日本が舞台になっていたり(日の丸が三つある国旗を使用していて、共和国となっている)、そんな舞台設定そのものにハマる人もいると思います。

と、まぁそんなお話なのですが、実際の内容自体は長い割にはなんかあまりよくわからなかったというのが本音のところです。

多分(おそらく)ないであろう、不老不死が実現した場合の、あるレベルのシミュレーションをしてみたらこうなりました、というかんじで、あぁ、まぁそうだろうな、こうなるんだろうな、と素直に読了してしまったと。

ざっくりと、「命には限りがある、だから…」みたいなことが主題だと思うのだけれど、命や死に様について語るなら、かなりベタですが、百田尚樹さんの「永遠の0」とかのほうがぐっと沁みたような。泣きましたしね(俺は結局単純なんだな・・・)

永遠の0 (講談社文庫)

永遠の0 (講談社文庫)


とはいえ現実味を帯びた未来を想像するお話としてはとってもオススメです。


攻殻機動隊とか12モンキーズとかニューロマンサーとかが好きな人は、一度読んでみてもいいんじゃないだろうか。

個別の11人。これが一番好きです。

そういえば昔観たきりだ・・・

ニューロマンサー (ハヤカワ文庫SF)

ニューロマンサー (ハヤカワ文庫SF)

15年前くらいに読んだきりなので、また読んでみようと思います!