意味が分かると怖い話

コピペにコピペを重ねてネットに拡散された「意味がわかると怖い話」シリーズを集めています。

二組の客

千葉の房総にあるホテルに家族と親戚で行く事になった。

夏休みって事もあってホテルに着くとけっこうな数の車が止まってた。

そこまで大したホテルじゃないのに人気あるんだなって思って従業員に宿泊客数を聞いたら

自分等と1組だけだけらしい。

温泉だけ入りに来た客なんだとろうと気にせず家族と海水浴に行った。

ホテルに戻って夕食前に風呂に入っておこうと親父達と風呂へ。

確かに宿泊客は1組だった。 [amazonjs asin=“B00J4GQJRO” locale=“JP” title=“PLANEX ホテルでWiFi コンセント直挿型 無線LANルーター ホテル用 11n/g/b 150Mbps ちびファイ3 MZK-DP150N PS4・AppleTV・WiFi-WiFiモード対応”]

幼なじみで付き合い長い女の子

幼なじみで付き合い長い女の子で、

何でか「さようなら」を言わない子がいるんだ。

見た目普通だし、昔から家も何回かお邪魔したけど、

おかしいところはないのね。

でも、学校の帰りの挨拶も帰り道で別れるときも、

「さようなら」も「バイバイ」も「またね」も言わない。

まあむしろ、凄くいい子なんだけどね。

何にも言ってないのに、探してた落とし物見つけてきてくれたり、

お箸忘れたりしたら割りばし持ってきてくれてたり、

道に迷ったら迎えに来てくれたり。

あの気配り上手さは正直見習いたいw [amazonjs asin=“B01N3OSX85” locale=“JP” title=“幼馴染は闇堕ち聖女!(1)<幼馴染は闇堕ち聖女!> (オシリス文庫)”]

妻の様子がおかしい

最近、妻の様子がおかしい

遠くの方を見て考え事をしている時間が増えたし、

私との会話でも、そっけない返事をするばかりで、どこか上の空だ。

―――学生時代、バスケットボール部のエースだった私と

マネージャーであった妻が付き合い始め、

5年の交際を経て結婚。更にそれから3年間の結婚生活は何不自由なく、

旧知の友人からは身長差からか「でこぼこ夫婦」などと揶揄されながらも、

仲睦まじくやってきたつもりだ。

彼女が塞ぎがちになり始めたのは、今の家に引越してからか。

高い天井、そして広い庭に蔵まであることが気に入り、

郊外にある年代物の旧家を買い取って住み始めたものの、

普段仕事に出掛ける私と違って、

家にいることが多い妻にとってはこの町は刺激がなく、

退屈な毎日だったのかもしれない。

今日は体調が優れなかった為、

会社を早退して来たのだが、

どうやら妻は出かけているようだ。

車庫には彼女の車は無いし、

テーブルの上を見るとラップがかけられた料理と、

置き手紙がある。

「博美のところに出かけてきます 帰りが遅くなりそうなので、博美と夕飯は食べてきます。 あなたの好きなハンバーグを作って置いたので温めて食べて下さい」

知り合いが全く居ないこの土地で、

隣町の美容院で知り合い意気投合した博美さんのことは妻から聞いていた。

私はまだ会ったことはないが、妻の唯一の友達である。

まぁ、気分転換にでもなればいいだろう。

残念ながら体調の為か、

好物のハンバーグにも関わらず食欲は全く沸かない。

私は冷蔵庫に料理をしまった。

「妻は当分帰ってこない・・・」

最近の妻の異変が気がかりだった私は、

何か原因が分かるかもと思い、

妻の部屋を調べてみようと思った。

妻の部屋に行ってみると本棚に見慣れない本がある。

「これは『完全自殺マニュアル』か・・・こんなものを何故・・・」

十何年か前に流行った本だが、

わざわざ古本屋ででも見つけて来たのだろうか。

私はそれをゴミ箱に捨てると、

他に何か妻の異変は無いものかと探すことにした。

すると妻と共有で使っているPCを見ると、

既にファイルは削除済みであったが、

ワープロソフトの使用履歴に

「遺書.doc」という名前を見つけてしまった。

そういえば最近、夜中に探し物があると言って、

彼女が庭にある蔵に向かうことが多い。

ふと嫌な予感がした私は、

戸棚から蔵の鍵を持ち出し、慌てて蔵へ向かう。

鍵を開け、照明のスイッチはどこだったかな、

と思いながら暗闇の中を手探りで進むと、

足に何かがぶつかった。

「あったあった・・・」

と照明のスイッチを入れた私の目に飛び込んで来たのは、

先が結ばれ輪が作られた梁から垂れる太いロープと、

踏み台代わりなのか、

庭いじり用に購入した小さな脚立が置いてあった。

「何てこった・・・こんな物まで用意する程思い悩んでいたなんて・・・」

私は脚立の一番上に昇ると、

丁度、顔の前に垂れ下がるロープの輪を手に取り、

その結び目をほどきながら、

妻が帰ってきた時に、

これら一連の妻の行動に関してどう話そうか、

彼女の悩みをどう聞きだそうかと考えていた… [amazonjs asin=“4104774022” locale=“JP” title=“狂うひと ──「死の棘」の妻・島尾ミホ”]

大事な探し物が書かれた紙

3月。

寒さの中にも春の陽気がちらつき始めている東京。

駅のホームで電車を待つ。

憧れの駅。

賑やかなホーム。

周りで待つ人々。

4月から始まる新しい春に想いを寄せているみたいだ。

泣いてる人がいる。

満面の笑みに涙が光る。

私の頬にも涙が伝う。

私はお守りから小さな紙を取り出した。

大事な探し物が書かれた紙だ。

私はその紙をギュッと握り締めた。

電話をする声。

「あ、電車来たみたい。じゃS駅に12時ね。」

多分君はそれに間に合わない。

一層賑やかなホーム。

数字の書かれた小さな紙が宙を舞った。 [amazonjs asin=“B01BS7P63Y” locale=“JP” title=“AMOMA(アモーマ) ミルクアップブレンド 2.5g×30ティーバッグ ■母乳育児サポートハーブティー・授乳中の飲み物をお探しのママへ・オーガニック・ノンカフェインのハーブティ・無農薬のお茶”]

いじめ

私は中学生の頃いじめにあっていた。でも、トラウマになったりはしていない。

真由美ちゃんという女の子のおかげだ。

真由美ちゃんは可愛くて頭が良くて運動も出来て、人気者だった。

クラス全員に無視される中、真由美ちゃんだけは優しく話しかけてくれた。

私とは違い友達も大勢いたので四六時中私と一緒にいて貰うことはできなかったが、

他の子と話している時も私の方を見てにっこり笑ってくれたりした。

そんな真由美ちゃんが突然転校することになった。

真由美ちゃんがいてくれたから辛くても頑張れたのに

これからどうなってしまうんだろう…と思っていたが、

真由美ちゃんが転校して間もなくクラスのみんなと打ち解けられた。

きっと人気者の真由美ちゃんが転校する前に

イジメなんてくだらないことやめなさいって言ってくれたんだと思う。

成人した今でも真由美ちゃんにはとても感謝している。

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